作家、演出家、前川知大の鈍ら(ナマクラ)な日々。時々切れ味の良い日も。かなり不定期更新。
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[小説] 「散歩する侵略者」 メディアファクトリーより発売中 [連載] ■週刊モーニング(不定期連載) 「リヴィングストン」 漫画:片岡人生 原作:前川知大
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前川知大          (まえかわともひろ)

  • Author:前川知大          (まえかわともひろ)
  • 海の生き物とキノコと豆、乾物が好きです。F1と料理が好きです。UMAや地獄の関係者も好きです。漬物だけは勘弁してください。
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2007.02.05 Mon
膨らむ文庫本
bunko.jpg

私は寒い季節になると少し読書量が増えるようである。
出不精になるということもあるが、入浴時に本を読むようになるからだ。
数年前に半身浴というものを覚えてからの習慣である。
もともとせっかちな為、湯船にじっと浸かっていることは苦痛であった。
特に自宅の狭い風呂場なら尚更だ。ぬるい湯に長々浸かって汗が吹き出るのを待つわけだが、読書によってその汗を待つことが出来るようになった。
熱い湯にさっと浸かって出す汗より、そうやって出す汗の方が良いのだ、と半身浴を勧める者に言われたのだが、はたしてどんな違いがあると言うのか。塩分が違うのだろうか。

10分も浸かっていると、面白いほど汗が吹き出す。私は坊主なので頭皮から汗が容赦無く流れ込んでくる。塩分が目に沁み、時に文字を追うのが困難になるが、汗をかくのは心地良いものである。
じっくりと汗をかくと、毒が出る、とも言われたが、本当だろうか。毒とは何か?と訊ねてみたが、明確な成分などは教えてもらえなかった。私は風呂上りにコッカコーラを飲むのが好きなのだが、米国でのみ生成される門外不出のコーラの原液に含まれる何か、のようなものだろうか。

浴室は書籍には過酷な環境だ。高価な本は持ち込めないのでやはり文庫本になる。
この季節我家の浴室の直ぐ外には、野に打ち捨てられたエロ本のごとく、1.5倍に膨れ上がった文庫本が山積みになるのだった。
もっとひどいものは、睡魔に襲われた私の手からすべり落ち、浴槽で腐乱死体になるものだ。滅多に無いことだが、睡魔を呼び寄せるだけあり内容もひどいのだからしょうがない。
それでもずぶ濡れの本をビニール袋に入れて廃棄するのは忍びないものである。合掌して別れを告げる。本は本であって、決してただのゴミにはならないものだ。
誰が言ってたか忘れたが、床に落ちてる本を踏める人と踏めない人がいるという。私は収集癖はないのでどうってことないのだが、やはり気が引ける。どちらかというと後者なのだろう。まぁ実際は部屋が汚いので平気で踏んでいるのだが。

以前、稽古場で大幅に書き直した台本を皆に配った時、台本は不要になってもなかなか捨てられないと言っている役者がいたが、同じようなものだろうか。ありがたいことだが、私としては早いとこ燃料にでもしてもらいたいところである。

しかし本は捨てられんと言っても、膨れ上がった文庫本は古本屋も引き取ってくれないだろうし、困ったものだ。今日は7冊ほど床に積み上げ、砥石を乗せてみた。うまくのされる良いが。まぁ無理だろうな。


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2007.02.03 Sat
たまには劇団のことなど
union_flyer.jpg
昨日はイキウメ次回公演の顔合わせであった。役者スタッフ関係者が集まり、頑張りましょうという避けては通れない儀式だ。(避ける必要もないのだが)
儀式は当然形骸化しており、あっという間に終わり居酒屋に席を移すのだが、儀式は儀式として存在価値がある。これだけの人数が関わるのだ、ふんどしを締めてかからねばならない。

タイトルは「狂想のユニオン」。
「狂」という字が入ると客が一割減るなんて話を聞いた。
その一割は一体どんな人たちなんだろうと興味は尽きないが、なんとなく分かる話でもある。
その前に「イキウメ」という名前でも一割損してないか、っていう話もある。
てことは常に動員数に1.25をかけたものがホントの動員数なわけだ。
うーん、全くどうでもいいことに計算機を出して計算してしまった。

今、TOKYO FMで3月公演のスポットCMが流れている。
「狂」の字にイキウメでなんとも申し訳ないが、ありがたいことである。

劇団名を決める時、頭に「劇団」を付けるかと議論になり、
なんとなくダサいからやめよう、ということでただの「イキウメ」になった。
かといって「ユニット」です、というのも恥ずかしいので、聞かれると結局劇団ですと言うことになる。今となってはどうでもいいことだが、小劇場界の人間は、演劇をやってるくせに演劇が恥ずかしいと思っている人が少なからず存在する。当時(といっても4年前だが)、私もそういった気分はあって、「劇団」とか言ってるとモテないんだろうなぁと思っていた。「劇団」を取ったところでモテないことは変わらないので、結局たいした違いはなかったのだ。

ラジオから聞こえる「イキウメ」はインパクトがある。
「生き埋め」と変換されてしまうからだ。眉をひそめる人もいるだろう。
願わくは「イキウメ=劇団」というイメージが流通することだが、先の遠い話である。
「生き埋め」の呪縛から解き放たれる日は来るのか。
「生きたまま彼岸を垣間見るように、非日常へシフトする物語」というコンセプトから出てきている名前なので、結局「生き埋め」からは逃れられないのだろう。
何度か「粋梅」と読んでくれた人もいて、なるほどと思ったが、コンセプトが謎である。
難しいものだ。

顔合わせ後の酒席では久々に飲み過ぎ、また余計なことを喋ってしまったなぁと後悔しながら始発の総武線に乗った。中野から新宿まで行って改札を出ようとするとバーが閉じた。150円の切符を買ったのは覚えている。160円だったかなと精算機に切符を入れると400いくらの追加料金で驚いた。西船橋まで来ていた。熟睡していたのだろう。自分には珍しいことだったので笑ってしまった。酒には気をつけようと思う。




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