作家、演出家、前川知大の鈍ら(ナマクラ)な日々。時々切れ味の良い日も。かなり不定期更新。
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前川知大仕事状況
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[小説] 「散歩する侵略者」 メディアファクトリーより発売中 [連載] ■週刊モーニング(不定期連載) 「リヴィングストン」 漫画:片岡人生 原作:前川知大
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前川知大          (まえかわともひろ)

  • Author:前川知大          (まえかわともひろ)
  • 海の生き物とキノコと豆、乾物が好きです。F1と料理が好きです。UMAや地獄の関係者も好きです。漬物だけは勘弁してください。
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2007.04.21 Sat
suica
電車嫌いで局所的に有名な私だが、
最近は克服したように思える。
先月の公演で吉祥寺に数週間通いつめることになった時には、
スイカも買った。チャージがなんか楽しい。
そのくせ改札で金を払う感覚が無いのでストレスも少ない。
スイカのおかげで最近電車も悪くないなんて思い始めてる。
苦手な乗り換えもちゃんとできるようになってきたぞ。
私鉄の急行に追加料金が必要だと思ってた俺さようなら。
あー、JRの思う壺じゃないか。
パスモが出た時には乗り換えようかと思ったが
変な忠誠心が私を思い留まらせた。
ところでパスモのキャラって明らかにボンバーマンなんだけどいいんですか?bom.jpg
↑左の写真がボンバーマン(エロくない方)。右がパスモの人。人じゃないな。

さて、
今日は夜が雨だということで電車で出かける。
週末ってこともあるが、夕方の新宿駅はいつにも増して人が多い。
改札はかなり混んでいて、列をなして進んで行く。
私の前にはアジア系外国人の男女二人組み。旅行者っぽい。
二人の会話は聞きなれない言葉で盛り上がっていた。
旅行でテンションが上がっているのだろうか。
まぁそれはいい。
流れ作業は淀みなく進み、男性は改札を抜けた。
が、続く女性の前でバーが下りた。ピー!
だせえ、トラブっってやがるぜ。と思いながらも
後に続く私は体の流れを止められず、スイカを改札機に置いてしまった。
ピッ!という軽快な音と共に女性はバーから解放され、相方の男性に飛びついた。
私は「あれ?」と思いながら歩を進めると、当然私の前でバーが下りる。ピー!
私のスイカが払った一回分の通行料は彼女が使ってしまった。
「あれ?こういう場合どうしたらいいんだろう?」と一瞬考えたが、
後ろから押し寄せる人並みにテンパった私は、
もう一度自分のスイカを改札機に置いてみた。

「よく分かんないことになっちゃいました。」

改札機は狂ったように警告音を発し、私を通そうとしない。
改札機は二人目の私を偽者と判断したのだろうか。
周囲から冷たい視線を浴びた私は、棒立ちになり、恐怖で少し失禁した。
とりあえずその場から泣きながら逃げ出して、柱の影で一息入れた。

考えたすえ、駅員さんに相談してみると、
実にあっさりと通してくれた。
電車はまだまだ分からないことだらけだ。



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2007.04.11 Wed
生コンの恐怖
実家、新潟柏崎。
法事を終え、二日ほど滞在してみた。
食事や風呂などがオートで出てくるのは実家のいいところだ。
世話好きの母に感謝せねばなるまい。
パソコンを持っていったので何かしら作業が出来るだろうと思っていたが、
やはりネット環境が無いとなかなか難しい。
図書館へ行って柏崎市の無線LANがある場所を検索してみたが、
ホテル以外ほぼ繋げる場所がないことを知った。
柏崎市がフリースポットを導入することを切に願う。

namakon.jpg
↑地元の海岸線に並ぶ、巨大な生コンのタンク。
小学生の頃、あれを見るとなぜか不安な感じがしたのを覚えている。
その巨大さもあるが、タンクに大きく書かれた
生コンクリートの「生」という字がなんとなく怖かった。
コンクリートというあからさまに無機的なものに、
生という有機的、バイオなイメージの言葉がついているのが奇妙なのだ。
「いったい何がどうナマなんだろう」
という疑問から、いつの間にか
「あの中には何かやばいものが入っている」
というイメージを持つようになってしまった。
固まっていないコンクリのことを生コンというのを今の私は知っているが、
それでも生コンタンクを見ると人肉工場のような怪しさを感じてしまう。
当時あった、女子高生コンクリ詰め殺人事件のインパクトもあったと思う。
ヤクザに捕まると足首をコンクリで固められて海に放り込まれるという、
ほとんど都市伝説のような話に怯えていたのも覚えている。
(小中学生が一体何をしてヤクザに捕まるのかは不明だが。)
それからというもの「生コン詰め」は最も避けたい死に方ランキングの
常に上位にランクし続けている。これは私だけじゃないと思う。
コンクリートは確かに馴染みある素材だが、
生コンという響きは、建築資材というよりは「人殺しの道具」なのだ。
釣り竿を担いだ小学生の私は、生コンタンクの前に通りかかると、
自転車のスピードを上げた。夕暮れ時の生コンタンクは怖い。
漠然と「殺される」と思っていたんだと思う。
生コン業者にしたら迷惑な話だろう。





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2007.04.05 Thu
礼服の黒は墨汁の黒
まずは、二ヶ月このブログを放っておいたことをお許しください。
ちゃんと書きます。
誰に言ってるんだこれは。自問自答か。yes
------

「狂想のユニオン」「千歳月」と、
二本の公演が終わり、こっそり海外へ逃亡し、
帰国してから原因不明の頭痛に悩まされております。
ご来場の皆様、ありがとうございました。感謝。

さて、
今日は次の日曜の法事へ向けて礼服を買いに出かけた。
この数年、階上に住むT井氏に借りてすましていたのだが、
この歳になって礼服持ってないのもアレだろうと、購入を決意。
ネットで新宿の店を検索してみると、新宿通りはちょっとした紳士服激戦区だ。
アルタから四谷方面に向けて百メートル程の間に
青山、スーツカンパニー、スーツファクトリー、青木と四件が軒を連ねる。
それ以外にもスーツ系の店が3店舗ほどあったが礼服ということで今回はパス。
スーツに縁の無い仕事なので今までスルーしてたけど、
新宿東口近辺にはスーツ系のショップが多いことに驚いた。

紳士服の店は結構広い。
冠婚葬祭、使いまわしのきくスタンダードかつオシャレな礼服を下さいっ、
とお使いの子供のように店員に言うと、あっという間に目的のエリアへ到着。
選択肢は少なかろうとタカを括っていたが意外と種類が多い。
相場は4~8万か。くそう、一体何が違うんだ。

当然、試着してみることに。
すると身長を聞かれ、次にウエストのサイズを測ることになった。
ところで、今日の私のファッションはというと、
長Tの上にタートル、その上にジップアップのニット、であった。
ウエストを測るためには、ニットとタートルをまくり上げる必要がある。
店員に促され、まくり上げると私は愕然となった。
タートルの下から出てきた長Tシャツが強烈にダサかったからだ。
それは洗いざらしでヨレヨレの、ド派手なボーダー柄で、
年末実家に帰った時、パジャマ代わりに着てしまったものだった。
実家の母は物持ちがいい。そのダサTは中1の私が喜んで着ていたものだ。

甘かった。見えないところまでオシャレできなかった私の敗北である。
失礼しまーす、と私の腰周りにメジャーを回す店員は笑っているだろうか。
いや、むしろ笑ってほしい。その方がコメントも出来るというもの。
「なんか変なの着てきちゃったよー」
とか自分から言ってみるのはどうだろう。
いや、ノーリアクションの店員に対してそのコメントは自意識過剰だし、言い訳じみてる。
ここはぐっとこらえようじゃないか。
こんなTシャツを着ていようが、客は客だ。私は私だ。

3着を試着し決めかねた私は、残りの3店を回ることにした。
当然だが、次の店舗でも私のダサいTシャツは店員の目にさらされることになった。
しかも今度はちょっときれいなお姉さんで、なすがまま上着をまくり上げる私は、
露出を強要された羞恥プレイの様相を呈してきた。
嗚呼、言葉をくれ。そしたら少しは救われるというのに。

さあ、次の店舗だ。
帰りたい。でもTシャツが恥ずかしいというだけで今日のミッションを中止できるだろうか。
私はそれほど暇ではない。
結局4店舗で同じことを繰り返し、最終的に初めの店で買うことになった。
余談だが、スーツ二着目1000円というのはすごいと思う。いらないけど。

家に帰るなり、私はそのTシャツを脱ぎ捨てた。
中1の童貞の私は、その変なボーダーのシャツをオシャレと思っていたのだ。覚えている。もう20年前のことだ。
20年、よく残っていたものである。
しかし部屋着、下着代わりと言っても油断できないものである。
そのTシャツはハサミで切って、革靴を手入れする布切れにした。



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