作家、演出家、前川知大の鈍ら(ナマクラ)な日々。時々切れ味の良い日も。かなり不定期更新。
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[小説] 「散歩する侵略者」 メディアファクトリーより発売中 [連載] ■週刊モーニング(不定期連載) 「リヴィングストン」 漫画:片岡人生 原作:前川知大
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前川知大          (まえかわともひろ)

  • Author:前川知大          (まえかわともひろ)
  • 海の生き物とキノコと豆、乾物が好きです。F1と料理が好きです。UMAや地獄の関係者も好きです。漬物だけは勘弁してください。
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2010.11.21 Sun
毛抜きと図書館3
また放置してしまったので、間を埋めます。
8月中旬。ロンドンでのプログラムを終え、帰りにパリに立ち寄った。美術館や墓地を観て回り、洒落くさった街並みを散歩しつつ5日間の休暇を取った。宿の周りはどういうわけかカレー屋が並び、歩くのはインド人ばかり、通りを渡っても今度はトルコ料理屋や中華料理店が並ぶ。ずいぶん多国籍な土地に宿を取ってしまったと思う。想像したパリに出会うまで、少し歩かなくてはならなかった。15分ほど歩くとモンマルトルの丘が見えてきた。公園のベンチでカメルーンから来た宣教師と仲良くなるが、最終的に布教されたので決裂した。残念であった。
帰国してすぐ、映像の脚本監督の仕事をする。NHKで単発の30分ドラマ。脚本は経験あるが、映像で監督をするのは初。大学の時にサークルで映像作品を作った経験はあるが、その経験はほぼ役に立たないほどプロの現場は違うのだった。
「奉納イデア毛抜き祭」という突散らかったタイトルで、馬鹿げてはいるが壮大な話を真面目なテイストで描くコメディ。出演は中尾明慶さんとイキウメ常連の安井順平さん、イキウメからは盛、伊勢、大窪が、そしてカメオ出演で佐々木蔵之介さん。
タイトなスケジュールだったが、優秀なスタッフさんらに初監督ということで甘やかされ、非常に楽しい現場であった。
そうしている内に9月も中旬、イキウメ秋公演の稽古開始日が迫って来る。予定通り台本は遅れるが「頭の中ではだいたい出来ている」と稽古初日に明言し、皆を安心させる。
最初の構想では今回の短篇集場Lは中篇、短篇、ショートショートの組み合わせで、6、7本を予定していた。稽古初日にそのように言うが最終的には4本に。ノープランであったことが露呈され「話が違う」と関係者に誹られるが、気にしない。大阪、広島、福岡のプロモーションでもその様に発言していたが、大丈夫だろうか。大丈夫です。
プロモーションの後、各地でトークイベントや交流会をささやかに行う。来てくれたお客様や演劇人、プレスの方々、ありがとうございました。
稽古中の10月10日、一日休みにして島根県は松江に行く。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)来日120年記念イベント「ハーンの神在月(かみありづき)・全国小泉八雲の会&ミュージアムの未来を考えるサミット」にゲスト出演してきた。去年、小泉八雲の怪談を原作にした「奇ッ怪」という舞台を作ったからだ。全国のハーン研究家やマニアの前でハーンを語るのは流石に緊張したが、聞き手がハーンの曾孫にあたる小泉凡先生なので安心なのである。イベント後は松江城と城内で開幕したばかりの美術展を楽しみ、月照寺の大亀を見、宍道湖の湖畔を歩き、飛行機の時間ギリギリまで松江を楽しんだ。時間がある時にゆっくりと来たいと思わせる美しい土地であった。
東京公演はイキウメでは初となるシアタートラム。去年、例の「奇ッ怪」でお世話になった劇場で、私の好きな劇場の一つだ。
稽古の遅れで前半戦はバタバタだったが、徐々に芝居は落ち着いて来た。連日、本番直前まで稽古した。舞台というのは完成というポイントがないので、キリがないのである。
東京の後は大阪公演、梅田はHEPHALLである。芝居は安定してきていたので、東京公演のような不安はない。が劇団の旅公演はどうも修学旅行気分になっていけない。役者は芝居をしにきているのを忘れてはいけないのだ。と劇団員をたしなめる。演出家はほぼ役割を終えているので、昼から立ち飲み屋で串揚げを食おうが問題はないのだ。まぁ現場を制作に見つかり非難されたが、私は挫けない。私の旅公演での主な仕事は、物販コーナーの売子である。先日、売り場で一般のお客さんに「窪田さんたち昨夜3時までボーリングしてたみたいですよ」との報告を受けた。情報の出どころはツイッターである。私は窪田の背中に熱した焼きごてを押し付けるか、足の小指を万力でぐしゃぐしゃに潰して戒めようとしたが、まだ本番を残しているのでやめた。「睡眠は十分取ってください」という警告にとどめた。
東京大阪と、ご来場ありがとうございました。
そして今はイキウメ初の広島公演の仕込み中であります。しかも乗り打ち。乗り打ちとは、劇場に搬入、仕込み、本番までその日一日でやってしまうことである。おまけに1ステージなのでその日の内に撤収までするのだ。でも作業は順調で、意外な休み時間ができたのでこれを書いているわけである。役者たちは原爆ドームを観に外に出ていってしまった。



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