作家、演出家、前川知大の鈍ら(ナマクラ)な日々。時々切れ味の良い日も。かなり不定期更新。
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前川知大          (まえかわともひろ)

  • Author:前川知大          (まえかわともひろ)
  • 海の生き物とキノコと豆、乾物が好きです。F1と料理が好きです。UMAや地獄の関係者も好きです。漬物だけは勘弁してください。
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2007.07.04 Wed
大阪から新潟
ajisai.jpg

次回のイキウメはなんと大阪公演をやります。
大阪といえば大学生の時、四国まわって高野山へ行った帰り、
同行の高井氏となんば駅で足止めくらった時以来です。
その時はお遍路の疲労と金欠のため、
駅前でホームレスとして一夜を明かしただけで、
観光どころではなかったのです。
しかもその事実さえ忘れていて、初大阪だぁ~と息巻いていたくらいです。

先週、公演の宣伝で、事実上初めての大阪を堪能して来ました。
新大阪駅でエスカレーターに乗ると、お急ぎの人が左側を駆け上がっていくのを見て、
軽いカルチャーショックを受けました。東京では皆右側を駆け上がって行きます。
私はつい左側に安住して大渋滞を作ってしまいました。
気付くのが遅かったら危なかったです。

まずは劇場の下見です。JR大阪駅・阪急梅田駅のすぐ近く、HEP HALL。
デパートの8F、ロビーから観覧車の見える綺麗な劇場です。
東京の青山円形劇場とは大きさも形も全く違うが魅力的なスペース。
180度違うタイプの劇場で同じ演目。
さて、どう使おうか。う~ん。
幸いウチの美術、照明、音響は難題をぶつけると、フン!と腕をまくる、負けん気&マゾっ気のある勇者なのです。
というわけで問題は持ち帰ってスタッフにぶつければ良いかと、
私も腕をまくって駅前のネギ焼き屋に突入することにしました。
大体の料理は自宅で再現する私ですが、お好み焼きに限っては違います。
なぜこうも違うのか。やはり鉄板か。
ホットプレートなど言語道断と言っていた大阪出身の友人の言葉を思い出します。
本場はやはり美味い。

午後はひたすら宣伝。
イキウメの紹介や作品の概要、しゃべりまくります。
沢山のメディアに取材していただきました。
ありがとうございました!

夜はうどんすきと日本酒でしめ、ホテルのベッドに沈みました。
次に来る時は本番です。大阪でどう受け止められるか、楽しみです。

翌日東京に戻り、今度は新潟へ旅立ちました。
週末にある従妹の結婚式のためですが、
「その前に温泉でも行こうぜ、おごるよ」と母が前川三兄弟を招集したのです。
三人そろうのは奇跡的です。特に兄は仕事でほとんど海外にいるからです。
妹の腹が随分大きくなっていたので聞いてみると、
「中に人がいる」と答えました。
なるほど、七ヶ月なら人と言って良いでしょう。
山間から田園を見下ろす露店風呂を出ると、
兄夫婦が遅れて到着していました。
幼稚園に入ったばかりの姪っ子に、
親の指示なくトモヒロおじさんと呼びかけられたのには少し感動しました。
ついに私を叔父と認識したようです。理性の目覚めと社会への参入が始まりました。かわいそうに。
兄は嬉しそうに、娘が書いた絵を取り出して私に見せます。
三つの浮遊する顔らしきものが描かれていました。
しかも原画をFAXで送ったものを持ってきたので微妙に粗くなり、
ほとんど心霊写真のヤバイ箇所をチェックしたようなイラストになっていました。
「どうだ、シュールだろ」と兄は誇らしげに言います。
あえてこれをチョイスした兄も兄だと思いつつ、
「確かに。白水uブックスの表紙にしても違和感が無いだろう」と答えました。

子供や妊婦を前に煙草を吸うわけにもいかず、
浴衣で裏庭に出ると、アジサイがしっとりと咲き乱れています。
強行スケジュールでしたが、悪くない休暇だと竹の縁台に腰を下ろしました。

翌日の結婚式は盛大で、素晴らしいものでした。
外資系のコンサルタントで働く兄は当然しゃべりのプロで、
毎度見事なスピーチをブチかまします。
「コンサルは感動してもらってナンボ。お前のやってる演劇と同じようなものだ」
と兄は言いますが全くその通り。下手な役者より場を支配します。
作・演出・出演の一人芝居。
できることなら先日の大阪に同行して、私の代わりにしゃべって欲しかった。

一夜明け、家族はまたそれぞれの現実に戻っていきました。
私も多忙な一週間を終え、東京に戻ると、
二日後の〆切りという現実が待ち構えているのでした。



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