作家、演出家、前川知大の鈍ら(ナマクラ)な日々。時々切れ味の良い日も。かなり不定期更新。
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[小説] 「散歩する侵略者」 メディアファクトリーより発売中 [連載] ■週刊モーニング(不定期連載) 「リヴィングストン」 漫画:片岡人生 原作:前川知大
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前川知大          (まえかわともひろ)

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  • 海の生き物とキノコと豆、乾物が好きです。F1と料理が好きです。UMAや地獄の関係者も好きです。漬物だけは勘弁してください。
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2008.04.18 Fri
鼻笛
花粉症の季節、鼻息に注意しろ。
鼻水がガビガビに固まって、
鼻腔内で不自然な空気の流れを作ることがあるからだ。
スピー、と漫画のような音を出してしまったことは、誰でも経験があるだろう。
ピーヒョロロ~とまるでダイアル回線モデムのような音から、
ピーヒャラピーヒャラと、お祭りの笛のような音まで、
神がかり的な造形をしてしまった鼻クソに要注意だ。

鼻息の音はヴォリュームとしては小さいので、
たいていは日常の雑音にまぎれてしまうが、
時たま訪れる静寂により、白日の下にさらられる。
短歌にしてみよう。
張り詰める ボスの沈黙 会議中 妙な鼻息 ダースベイダー

私はもともと鼻炎で、その上10年前から花粉症であるので、
変な鼻息の恥ずかしさは経験済みだし、今も常に気にしている。
駆け込み乗車をしたあと、吊り革をつかみながら、呼吸を整える。
なるべく音を立てないようにしたつもりだったが、ある日、
一緒に移動していた人に
「鼻息荒いよ、気持ち悪いから」と言われた。
ずいぶん酷いことを言う人だなぁ、と思ったが、
とりあえず謝った。鼻息は悪なのか?

iPodなど、イヤホンで音を聞いてる時も注意が必要だ。
自分の音に鈍感になりがちだからだ。
以前早朝散歩をしていた時のこと。
運動不足解消のために始めたので、歩く速度は普通よりやや早い。
そのため普通に歩いている人をよく追い越す。
ジャージでも着ていれば誤解されないのだが、
普通の服なので、女性にはたいがい変質者と間違われ警戒された。
朝5時にハアハアいいながら背後につかれたら誰だってそう思うだろう。
イアホンしていると自分の息の荒さに気がつかなかったりする。
にしても鼻息=性欲とするのは勘弁してほしい。
気にしすぎると、息をするのもままならん。

なぜこんなことを書いているかというと、
私は今耳鼻科の待合室にいる。
花粉症の薬がなくなったのでもらいにきたのだ。
そして目の前に座る中学生らしき男子の、鼻息の音が、すばらしい。
シュルルル・・・コファ~・・・ピスピス、プシュー
とても複雑で、見事な音だと思う。
鼻腔内の腫れや粘膜のかぶれなどが、絶妙な形で笛になっている。
おそらく笛は複数形成されているだろう。異なる音域が同時に発せられている。
狙って出来るものではない。
そう思うと、この鼻笛は私にとっても彼にとっても、
一期一会なんだなぁと、感慨深いものがある。
男子はその音を気にすることもなく雑誌を読んでいる。
なんだか、負けたと思った。
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