作家、演出家、前川知大の鈍ら(ナマクラ)な日々。時々切れ味の良い日も。かなり不定期更新。
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前川知大          (まえかわともひろ)

  • Author:前川知大          (まえかわともひろ)
  • 海の生き物とキノコと豆、乾物が好きです。F1と料理が好きです。UMAや地獄の関係者も好きです。漬物だけは勘弁してください。
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2012.03.16 Fri
イキウメのワーク・イン・プログレス2012
イキウメのワーク イン プログレス 2012
というのをやったので、そのレポートであります。
かなり長いので覚悟してね。



work in progress とは
制作途中の作品を公開し、観客の視点などを取り入れつつ、ワークショップを繰り返しながら作品を発展させていくことらしいが、定義はそれほどはっきりしていない。
「作業中」と一言で言ったほうがしっくりくる気がする。

世田谷パブリックシアターの「劇作家の作業場」という企画があって、これは劇作家に稽古場を自由に使わせて、何ができるかという企画(←間違ってたら言って)。
基本的に稽古場は演出家と俳優がいて、台本を使って稽古をする。劇作家の仕事はその前に、一人篭ってセコセコ台本を書くもの。その劇作家に広い稽古場を渡すのである。好きに使っていいよ、と。
ドッチボールができる程のスタジオの中央に机を置き、一人キーボードを叩くのもシュールでいいが、さすがに怒られそうなので、もう少し有意義に使わせてもらうことにした。

5月の劇団公演目指して、俳優たちと稽古場で台本を立ち上げよう、
というのがイキウメのワーク イン プログレス 2012なのだ。

次回のイキウメは劇団公演だが、演出家の小川絵梨子さんに演出をお任せする。このこともタイミングが良かった。私は劇作家に専念できる。(まぁ一応劇団主宰でもあるから稽古始まっても稽古場をうろうろしてるとは思うけど。)

メンバーは、
劇作家(私)と演出家(小川さん)、劇団員俳優8人。とオーディションで選ばれた5人の俳優。
それとイキウメ文芸部である。

イキウメ文芸部とは何か。
もともと私のドラマドクター(物語つくるアドバイザーみたいな人、意見交換したり、褒めてその気にさせてくれたりする人、これも定義曖昧)みたいになってた結木という男がいて、彼のポジションに名前を付けようと思って出来た部署である。
前回の「太陽」からもう一人、若手の作演出家の春謡漁介というのが加わって、パンフにも文芸部とクレジットされるようになった。芸人としてネタを作るという側面もある俳優部安井も「私も裏部員として入部させてくれ」と更に増える。
昔は何となくご意見番的な感じで、打ち合わせも緩かったんだが、文芸部なんて名前を付けることで公式感が出た。部員も増えると議論も活発に。そういうわけで「太陽」の時は文芸部がとても上手く機能した。一人頭を抱えて悩むのではなく、みんなの前で頭の中身をぶちまけるのだ。

それではと、オーディション情報に、俳優の下に「文芸部員募集」といれてみた。
思った以上に沢山の応募があったのは嬉しい驚きだった。
年齢も10代~50代まで幅広く、志向も演劇、小説、映画、海洋生物と多岐に渡った。
選考を経て、三人の勇者が仲間に加わる。
小説家志望の高橋君、現役バリバリのドラマ脚本家宮村さん、イギリスで4年間ドラマターグ(*)として活動していた中田さん、という全く出自の違う3人である。

(*)ドラマドクターよりも全体的に演劇制作に関わるアドバイザー。本人いわく「うっかり八兵衛」ポジション。日本演劇界でも認知されつつあるけど、一般的には知られてないし、まだ職業として成立してるとはいえないのが残念なところ。

もとからいた結木も専門は音楽だったりするので、バラエティ豊かな文芸部となった。

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春謡、中田博士、宮村さん、高橋くん、結木

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大石治人さん、太田緑ロランスさん、木下三枝子さん、渡邊亮さん、井上裕朗さん

では、WIP(Work In Progress) 始めますか。

■WIP1日目

取り敢えず私がタイトルとコンセプトを持ってくる。A4の紙2枚に、何となく思ってることを書いただけ。

タイトルは「ミッション」。missionというのはキリスト教の伝導という意味があって、神から与えられた使命、というニュアンスがある。

警察やヒーローって事件が起きた後に活躍するけど、事件が起きないようにする予防というのが一番偉いよね、そういう未然に防ぐの大切だよね、でも事件が起きないわけだから、物語的には地味だよね。いや、でもそういう誰にも褒められない人たち格好よくない?

紙を見ながら考えながら、そんなことを喋る。
ここからどんな物語が産まれるか。俳優たちと一緒に考えていく。
でも、俳優にいきなり「アイデア出せや」というのも無理な話だし、
初対面の人も多いわけだし、
まずはまずは、みんなが意見を言いやすいように、フランクな雰囲気を作ることが大切だ。

というわけで、演出家小川さんの仕切りで、ゲームをして遊ぶ。
鬼ごっこ、ジェスチャーゲーム、ドッチボールなど。
体を動かすはめになるとは思ってもみなかった文芸部の皆さんごめんなさい。もちろん私も参加して3時間、筋肉痛になるほど遊ぶ。

さて、体から十分な刺激を脳に与えたし、コンセプトから何か考えてみますか。
基本的には、俳優たちから出てきた材料を、文芸部で検証してまとめるという流れ。
最初にやったのは、マインドマップを使って思考を巡らせてみるということ。
(マインドマップは思考整理法。ググればいくらでも出てきます)
コンセプトの文章から、気になった単語をピックアップしてもらい、投票数の多かったのを中心に置いて、マインドマップを展開してもらう。
俳優は2チームに別れ、全員がマーカーを持って、ホワイトボードに書きこんでいく。時間は15分。

マインドマップには慣れが必要で、まぁ最初は練習だ。
俳優は当然物語を作ることに慣れてはいないので、考えるツールが必要。
マインドマップは私も普段から使っているが、みんなでやると更に楽しいものです。
みんなに伝えたのは、
「成果を残そうと思わない」で「遊ぶ」ことが大切ということ。
そして出てきたアイデアを否定しない。

テーマを変えて何回もやってみる。
段々なれてきて、15分経たずに2枚のホワイトボードが言葉で埋め尽くされる。
「儀式」というテーマでやったあと、2チームのボードを交換して、それぞれのボードに出てきた言葉を3つ使って、新しい儀式を創りだしてください、というお題をだした。

出来上がった2つの儀式。
チーム1
どこかの国の国境付近で、伝染病が流行ると行われる儀式。まずは、伝染病の死体を白骨化させ、その死体に綿飴を詰める。それを担ぐと、大勢で「嫌だ!嫌だ!」と叫びながら国境を往復する。綿飴が消えた時点で儀式は終わり、病原体が消えたとする。死体はその時点での国が引き取る。
チーム2
三年に一度行われる儀式。青梅樹海のどこかにあると言われている、村の神「ベロ出しチョンマ」の井戸を、選ばれし鬱病の処女が探し出す。制限時間内に見つけないと、村の処女たちが爆死する。

どちらも味わい深い。この荒唐無稽さは狙って出てくるものではない。

更にマインドマップをし、出てきた言葉を3つ選び、それを題材にエチュード(即興芝居)をやってもらう。
チーム1:督促の電話・熱湯・がんじがらめ
チーム2:思春期・無言の行・不時着

それぞれ面白かった。共通していたのは、異物として奇行をする者がいて、それを異物と認めず、なんとかして日常に取り込もうとする人達が現れたこと。

俳優部は終了。今日見たものを材料にして文芸部と私と小川さんでミーティング。
エチュードから作品のテーマを深める要素をピックアップし、次回のWIPの土台にする。

wip004.jpg


■WIP2日目(中5日)

最初はゲームで遊ぶ。
そしてマインドマップでテーマの掘り下げと、具体的なキーワード収集。
抽象的なテーマを深めつつ、物語の材料(シチュエーションや登場人物)となる具体的な言葉を集めていくのだ。

テーマを浮き立たせることを期待して、エチュードのお題を決める。

1・本気であることを証明する方法
2・理不尽なお願い
3・理由を言えない旅立ち

前日の反省を踏まえ、グループの人数を少なくした。
二日目にして、俳優たちに慣れが見える。
マインドマップは無言であっという間にボードを埋めたし、エチュードもリラックスしてできている。
じっと見ていた文芸部も、自然に感想を俳優たちにむかって発言しはじめる。
稽古場全体で、考えること、意見を言うことに慣れてきたようだ。環境が整ってきたところで、次回はもう少し具体的な要素を手に入れたい。

■WIP3日目(中5日)

エチュードから始める。
テーマに絡んだシチュエーションを前回より詳しく指定した。

1・師匠と弟子、その孫弟子
2・友達の万引きを見つけた
3・会社の不正を両親に報告
4・鶴の恩返し

エチュードは途中で何度が止め、設定や条件を追加して展開させていく。
どれも下手な芝居みるより面白かったんじゃないか。
シチュエーションの中で登場人物がいきいきしてきた。
いくつかの得難いキャラクターが提示された。ストックする。

俳優たちの即興の言葉は、初日に渡したコンセプトを反映しているように思える。聞いてみると、さほど意識していないそうだ。見る側が関連付けて見ているだけなのか。
各エチュードから、同じようなテーマが浮かび上がる。
「理想の押し付け」「主観的世界の個人差」など。

具体的なキャラクターや関係性としては、全てを受け入れる空っぽの師匠、兄と弟の相克、理想を追う父子と現実を見る母、などを収穫した。
ある家族と親戚の叔父さん、叔父さんの師匠という具体的な人間関係をたたき台にすることに決める。

抽象的なテーマと具体的なドラマのマッチングが重要だ。
何がどこで語られるのか。

文芸部でヘトヘトになるまで議論する。
13時から21時までとっているが、材料が集まるにつれ、文芸部ミーティング時間の比率が多くなってきた。
今日始めた時にはまだ存在しなかったかった物語が、少し姿を見せ始めた。

wip005.jpg
一番手前が小川さん、みんな後ろ姿やんけ

■WIP4日目(中2日)

6ページの台本を書いてきた。
家族に大きな影響を与えるキーパーソン「叔父さん」に私がインタビューした内容だ。
叔父さんと父の過去と、叔父さんがなぜ今のような世界観を手に入れたのかが分かる。叔父さんの世界観とはつまり、物語の重要な設定である。

配役を変え、何度か読みあわせをする。
気になったところを言ってもらう。

軸になる人間関係は兄弟姉妹、親と子なので、俳優の個人的な経験をリサーチする。
というのも、前回の文芸部ミーティングでは、男5人女2人の中で最大勢力4人を誇った「次男」の意見が幅をきかせていたからだ。
長男長女7、次男次女7、三女1、一人っ子2というバランスでディスカッション、というか雑談。
話せる範囲で言ってくれ、としたが、
兄弟姉妹の話にくらべ、父母とのエピソードは皆それほど多くを語ろうとしなかった。そういうものか。

エチュードはせず、俳優部は早々終了。
文芸部のミーティングにする。
連日、話し合いの密度が濃い。小川さんも毎日最後まで議論に参加してくれる。いいメンバーが集まったものだと、しみじみ嬉しく思う。
プロフェッショナルなクリエイティブチーム、というよりは、「部活」と位置付けたのが正解だったのかもしれない。「部活」という言葉を使ったのは宮村さんだが、実際は彼女が最もプロフェッショナルだ。
最古参の結木いわく「存在しなかった僕の青春が、ここにはあるような気がします」
高橋君は「帰り道、仕事の後とは違う圧倒的な満足感が。仕事の時の僕は死んでいます」なんて言う。
楽しんでくれて満足だが、大げさすぎないか。
いや、クリエイティブな現場になっているということだろう。
中田さんも自分の経験が何処で活かせるのか、日本の演劇界に自分の需要はあるのかと考えていたらしいが、あるよ、大丈夫だよ。
一番若い漁介は着いて行くのがやっとで、脳が痛いそうだが、安心しろ、成長痛だ。

たたき台の人間関係で、ダイアローグを書いてくることにした。

■WIP5日目(ここから連日)

しかし、書けなかった。
材料が足りない気がした。もっと具体的な材料が必要だ。
エチュードに戻る。

エチュードは人物相関図から、総当り戦ダイアローグである。
兄弟を中心に、その父と母、叔父と叔母がいる。
母と叔母から始める。母が叔母に苦情を言いに行くエチュード。
苦情の内容は、弟に叔父の悪影響が見られるというもの。
ここからスタートして、登場人物が次にどういう行動にでるか、というのを考えつつ、時系列で繋げていった。アクションが次のアクションを引き出すように、注意深くみていく。
母は父に相談し兄を呼び出す、叔母は叔父に詰め寄り、叔父はカミングアウトする、兄は弟に確認する。
自然と展開されていく状況。キャラクターにもリアリティが増している。
ここまでの4日間で、設定や世界観、私が何となく進めたい物語の方向が、俳優に血肉化されている。そうでなければこう上手くはいかない。

俳優部は終了。大きな収穫があった。
物語が見えてきた。
文芸部で、より具体的なことを決め込んだ。
兄弟の関係、コンプレックス、家業、舞台となる街の規模、名前。設定そのものの詳細(免疫細胞のように機能する人間、衝動という名の命令、callingというシステム……意味不明でしょうがあえて書きますよ。)

しかしまだ、大状況が見つからない。登場人物全員に関係ある大きな状況である。
これがないと「うねり」が生まれない。
うーん。議論が停滞したらさくっと止めて帰る。そういうのも大事。
さて、ビールでもどうかね。

明日は決め込んだ設定を反映させて、再び時系列でエチュードだ。

■WIP6日目

昨日、あまり深まらなかった弟を中心にエチュードをする。
配役を変え、相手を変え、やってもらう。
こうしてエチュードで作品を作っていくと、俳優たちは自分で自分の役を創出していく。
つまり、残酷な言い方になるが、自分の席を作り出せなかった者は、役が無くなっていく。
とはいえこれは技術云々というよりは、柄(がら)の問題である。
友情をテーマにして出てきたシチュエーションが高校サッカー部で、そこでの先輩後輩の成長物語となった時、その物語が要請する登場人物があるはずだ。三十路の役者が10人いても困る。そういうことだ。

昨日文芸部で決めた設定を告げると、俳優たちが更に自信を持った演技をするようになった。即興で喋ったとは思えない言葉が、文芸部をうならせる。

物語は、弟の人生を変えてしまう叔父と父、つまりもう一つの兄弟が対峙するところへ向かった。
私が最初に書いてきた台本で、若い頃のこの二人は会話しているが、エチュードではあえてぶつけないでいた。
父と兄、母と兄、兄と弟、叔父と兄など、これらのダイアローグで語られた事態が、稽古場には積み重なっていて、稽古場の誰もが、物語の先を知りたがるように、父と叔父の会話を切望した。自然の流れだった。

この父と叔父のエチュードは、素晴らしいものになった。
俳優はエチュードで語られた断片を拾い集め、余白を埋め、見事な物語を紡いでいた。
見事なシーンだった。
台本があると、当然なぞるという行為からスタートしなくてはならない。共演者を使って、ともに言葉に血を通わせていく。そうしてやっと舞台上に生きた会話が立ち上がる。
しかしこれはエチュードである。俳優が自分で言葉をチョイスしている。いまそこで生まれた言葉で、完全に生きている。しかもそれはその場しのぎの間埋めの言葉ではなく、キャラクターと関係性、歴史をしっかり理解した上で編み出された言葉だ。それは作家が編み出す言葉と変わらない。
拍手を贈る。
これを稽古場のみんなが目撃したことで、台本を書くハードルがあがった。養殖が、天然モノに勝てるだろうか。

文芸部ミーティング。
昨日と今日のエチュードを整理して時系列で並べてみる。
最後に集約された父と叔父のエチュードを到達点として、このまま物語のプロットの半分は出来たようにみえる。
もちろんここからシーンを厳選し、構成を考えていくので、変わる部分もあるのだが。

にしてもだ。
最終日を前にして、正直これ程まとまるとは思ってもみなかった。
ここまでエチュードで具体的に物語が出来上がっていくことに驚いた。
俳優たちに感謝である。

このWIP、私が台本の断片を持ってきて、それを俳優たちと修正していく作業だと、なんとなく思っていたが、そんなチマチマした作業ではなかった。滝の水を逆流させるような、とても躍動的な作業であった。同時に、紙ふうせんを下に落とさない為に、みんなが協力して息を吹き上げるように、霧散しそうなアイデアを丁寧に丁寧に扱った。
この2日間は、いままでの積み上げが一気に花開いたような進展だった。

大状況も見えてきた。
明日は今日やれなかった細かい状況のエチュードをやると決め、解散。

■WIP7日目、最終日

最終日は、ギャラリーが入る。世田谷パブリックシアターのプロデューサーやスタッフ、演劇関係者など20名以上が稽古場で見学するのだ。
「劇作家の作業場」という企画が、どのように機能したか、確認したいのであろう。

何を見せたらいいのか。エチュードだけ見せても流れが分からないだろうし、
「とても機能した。感謝します!」と言って終わりにするわけにもいかない。

昨日の時点で物語の大きな流れが見えていたので、そこまでの5~6のシーンを繋げて見せれば、ドラマとして楽しんでもらえるだろうか。
でも同じ俳優に同じ設定でもう一度エチュードしてくれ、というのは酷だ。自分の言った言葉をなぞるのは気持ちがいいものではない。逆に同じことを言うのを避ける意識も不自然不必要な要素になる。どの道、昨日一昨日のような素晴らしいものにはならんだろう。

だったらと、今までの流れで最終日もやらせてもらおう。時間いっぱい利用させていただく。それが先方も本意のはず。
一応今まで6日間の流れを、レジュメを配って見学者に解説。物語内容について話すのは難しいので、何をしたか、を中心にお伝えする。
内容については本番を観ていただくことにし、詳細はこのブログを見てください、ということにしよう。

じゃ、またエチュードしましょうか。

幾つかシーンをやったが、さほど新しい流れは生まれなかった。
既に大きな流れは作り終えた、ディテールをつめる段階にあるのかもしれない。
私の頭にも書きたいシーンが浮かんでいる。
無理矢理エチュードを続ける意味はなさそうだったので、これにてWIP終了。
大きな成果があった。お疲れさま、俳優部。お疲れさま、文芸部と小川さん。
4月初旬から本稽古開始。
私はこれからこの台本を完成させないといけない。
半分出来たようなものだけど、みんなの力が詰まったこの物語をまとめるのはなかなかのプレッシャーだ。
「最終的には前川さんの作品なんだから、まったく別の作品になってもいいんだよ」と宮村さんは言ってくれた。その通りだと思う。でも、今の状態でもかなり面白いんだよね。
大事にしつつ縛られず、書いていこうと思う。

数日後には劇団先行予約も始まります。お楽しみに。

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